面接、就活のコツ「会社って何のためにあるの?」
うわわわわ・・・
週に1回の更新目標というメチャクチャ低いハードルを引いたにも関わらず、
余裕でその下をくぐってしまいました。
さて、夏のインターンシップも盛り上がりを見せている中で、
僕も多くの学生さんと面談をしています。
今日は面接、就活のコツ(になるかどうかは分かりませんが)として、
「会社って何のためにあるの?」ってことを考えていきたいと思います。
僕は必ず学生さんに「会社って何だと思いますか?」って質問をします。
皆さん頭を抱えながら、
「自己実現の場所」
「社会貢献のための場所」
「世の中を支える場所」
とか答えてくれます。
まぁ、それらも正解なわけです。
でも、上の回答はボランティア団体でも、学生のサークルでも実現可能です。
じゃ会社が最も目的に見据えないといけないのって何?
って考えると「お金を稼ぐこと」なんですね、結局。
お金を汚いモノとして教育を受けてきた僕らにとっては、
会社とはお金を稼ぐための組織である、なんてちょっと抵抗を覚えますが、
お金を稼がないと会社って存在できないのです。
社員の生活やオフィスの賃料など、
ほっておけばお金は出ていくだけです。
その出ていくお金よりも多くのお金を入れなければ、
会社って倒れてしまうんです。
すっげー基本的なことですが、
ここら辺が抜けている人が多いように感じます。
学生は仕方ないにしても、社会人でもこの感覚が欠如してる人が多いです。
じゃあ、会社=お金を稼ぐ組織だと納得した上で、
どうすれば面接や就活に役立つのか。
ずばり、その訪問する会社のお金の出入りを予想してみる、ことです。
僕が営業時代にやっていたことは、
「社員数×500万円」をその会社の年商と仮定する、方法です。
例えば20人の会社なら1億円が予想年商になります。
実際は原価かかったり、家賃かかったりで変動はかなりあると思いますが、
ここで重要なのは、さらにその1億円をその会社がどのように売り上げているのかを予想することです。
自社サービスで全てを賄っているのか、受託は何割なのか、
営業会社なら一人当たりの月間の目標売上ってどの位なのか・・・
正確には予想できなくても、感覚はつかめると思います。
面談の場で
「例えば君を採用すると、○○という紹介会社から紹介料いくら取られると思う?」
って聞くと、多くの学生は5万円くらいですか?と答えます。
実際人材紹介は50~60万円/人が相場ですが、この5万円というヨミを、
当てずっぽうで言うのか、上のざっくりした計算で割り出すのかは大きな違いです。
おそらく頭の中ででも計算すれば、ケタがずれるなんてことはないでしょう。
会社が儲かる仕組みを予想すると、その会社への興味がわきます。
そして、興味がわくので深い質問が出来るようになります。
僕も学生さんに「御社の一番利益率の高い仕事って何ですか?」なんて聞かれたら、
感動すると思います。
行きたい・入りたいと思っている会社の「お金」の流れを、
予想して面接や説明会に臨んでみましょう。
あぁでも面接でお金の話ばっかりもダメですね。笑
バランスを大切にしましょー